引っ越しをする時にどこに住むかという判断要素の一つとして公共交通機関・アクセスという項目があります。
今回は京都府木津川市の公共交通機関について勝手に住みやすさ評価をしていきたいと思います。
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木津川市の公共交通機関・アクセスを解説【勝手に住みやすさ評価】
木津川市の特徴は多くの人がJR線を使っています。木津川市に住んでいて近鉄線を使いやすいところは「山田川」駅周辺のごくごく限られたエリアになります。そのほかの人は公共交通機関と言えばJRになります。
JR木津駅→JR大阪駅 | 62分 | 860円 |
JR木津駅→JR京都駅 | 41分 | 590円 |
JR木津駅→JR奈良駅 | 8分 | 200円 |
近鉄山田川駅→近鉄京都駅 | 43分 | 500円 |
JR線中心に利用しますが、どうしても近鉄線を使いたいときは精華町のJR祝園駅・近鉄新祝園駅で乗り換えがちです。ちなみに祝園は「ほうその」と読みます。
基本的にはJR木津駅を中心に発展している街ですので、多くの人が木津駅を利用して大阪や京都・奈良に行きます。
2007年以降に流線型の新駅舎が使われており、急速に駅周辺が発展していきました。
木材流通で栄えた木目調の駅舎だったそうです。
木津川の流れをイメージした流線型の駅舎
木津川市は3つのエリアに分けられる
①昔からの住宅地【どの駅かには徒歩で行ける】
木津川市の昔からの住宅街です。レトロな雰囲気の木造住宅もありますが、新しく建築された住宅も入り混じっています。
公共交通機関のアクセスで言えば一番便利なエリアで、JR木津駅か西木津駅か近鉄山田川駅のどこかの駅には徒歩圏内です。
西木津駅は小さな駅ですが意外と便利で、そのまま一本で大阪・奈良に行けますし、祝園駅近鉄に乗り換えて京都駅まで行くこともできます。
②新興住宅街【バス移動必須のエリアも多い】
2つ目は新興住宅街のエリアで、木津川市の人口増加の原動力になったエリアです。「州見台」「梅美台」「城山台」の3つのエリアからなり、大型の商業施設も複数誘致され地元の若い世代はもちろんのこと、大阪や奈良からの移住者に人気の住宅街になっています。
しかしアクセスの部分で言うと、バス利用や車での移動を前提にしている部分が多く、梅美台の最東エリアから最寄り駅は徒歩1時間ほどかかります
③加茂エリア【加茂駅を中心としたエリア】
加茂エリアも古くからの住宅地で地元民を中心にしたエリアです。
アクセスとしては「一旦木津駅に行って」京都・大阪・奈良に行くというのが基本スタイルです。
駅から遠い・バスを使わないといけないエリアは?
不動産を探すときに「駅徒歩10分圏内で・・・」なんて言いますが、田舎の方では結構難しいのが実情です。木津川市でバスも使わないと厳しいエリアはここでは2つほどに分けて紹介します。
①梅美台エリア【最近商業施設が充実してきた】
梅美台の東の方から木津駅まで歩くとなると1時間ほどかかります。一番駅に近いところでも30分はかかるというエリアです。
住んでいる人ももともと公共交通機関で移動しようとは考えていないエリアで広い敷地に2台以上の車を所有している若い家庭がほとんどです。
意外と利用者が多いのがバスで、奈良交通が奈良駅まで通っており、どうしても車ではない移動をしないといけないときは、バスで「奈良駅」まで行く人も多いです。
②南加茂台エリア【まさに陸の孤島】
南加茂台とかいて「ながもだい」と読みます。新興住宅地となっている州見台などより少し前に開発されたエリアで、適度にきれいな住宅街になっています。ですが高齢化もあり空き家が多くなっている現状もあります。
アクセスとしてはやはりバスで「奈良」駅か「加茂」駅まで行くという方法があります。
木津東バイパス・東中央線開通
木津川市は電車などの公共交通機関ではなく、車移動を前提に考えている人が多く住んでいるエリアもあります。
ですので木津川市としても開発した住宅地周辺の道路網の整備にも力を入れています。最近では木津川市城山台周辺の2つの道路が開通し周辺の道路使用状況が変化しました。詳しくはこちらをご参照ください。
木津川市の公共交通機関・アクセスを解説【勝手に住みやすさ評価】:まとめ
木津川市はJR木津駅を中心として発展してきている。
奈良市同様、大阪や京都へのアクセスが便利でベッドタウン的な要素が強い