引っ越しをする時にどこに住むかという判断要素の一つとして公共交通機関・アクセスという項目があります。
今回は奈良県大和郡山市の公共交通機関について勝手に住みやすさ評価をしていきたいと思います。
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大和郡山市の公共交通機関・アクセスを解説【勝手に住みやすさ評価】
大和郡山市は南北に走るJR線と近鉄線がクロスしています。主要な駅は近鉄郡山・JR郡山・JR大和小泉・近鉄筒井駅の4つですが、うまい具合に駅周辺が開発され、駅に数にしてはどこでもアクセスがいい都市になっています。
近鉄郡山駅→近鉄京都駅 | 47分 | 700円 |
近鉄郡山駅→近鉄西大寺駅 | 6分 | 210円 |
JR郡山駅→京都駅 | 59分 | 860円 |
JR郡山駅→大阪駅 | 56分 | 730円 |
奈良市と同様にやはり大阪や京都に勤めに行く人も多いので大阪・京都へのアクセスは便利なエリアになっています。
大和郡山市は大まかに3つのエリアに分けられる
①一番便利な、郡山駅周辺
大和郡山市で一番人気なエリアは近鉄郡山駅やJR郡山駅周辺エリアです。
場所によっては近鉄とJR両方を利用することができます。また徒歩で行くのは難しいかもしれませんが、イオンモール大和郡山など商業施設も充実しています。
奈良駅もそうでしたが、大和郡山市でもJRと近鉄が簡単に乗り換えられるポイントはありません。連携する気まったくありません。
②不便だけどお手頃価格、矢田・小泉エリア
次に小泉町などのエリアがあります。このエリアは電車でのアクセスは悪く基本的に駅徒歩15分以上かかることが多い場所ですが、その分価格は安く、土地面積の広い住宅を購入するならこのエリアです。
駅から少し離れているとはいえ、それなりに閑静な住宅街が形成されているので、スーパーやコンビニなど毎日の買い物には事欠きません。
③意外と便利な、筒井エリア
郡山駅周辺と同様に意外と便利なのが筒井駅周辺エリアです。近鉄線を使って京都、西大寺や橿原で乗り換えて大阪にも行くことができるので、近鉄をメインで使う人には便利です。
大和郡山市南部には工場エリアもありそこで働く人たちも多く住んでいます。
駅から遠い・バスを使わないといけないエリアは?
不動産を探すときに「駅徒歩10分圏内で・・・」なんて言いますが、田舎の方では結構難しいのが実情です。大和郡山市でバスも使わないと厳しいエリアはここでは2つほどに分けて紹介します。
①城町・千日町エリア
奈良高専高校の北部に城町という住宅街がありますが、このエリアは近鉄郡山駅まで歩くとすると40分くらいかかります。静かで落ち着いていて大和民族公園など緑も豊かなゆったりとした暮らしには最適ですが、公共交通機関の利用となるとバスを利用しないといけません。
②矢田山・泉原エリア
同じく大和郡山市西部の矢田山・泉原のエリアもバスを利用しないと駅に行くのは難しいです。矢田山から近鉄郡山駅までは50分くらい、JR大和小泉までは40分くらいかかります。
広い敷地の住宅が立ち並ぶ閑静な住宅街になっているので、基本的には車移動を前提に入居された方が多いエリアです。
リニア新駅・大和郡山市の勝算は?
このエリアのアクセスの話をする時に避けて通れないのがリニア新幹線の新駅はどこにできるのか問題です。大和郡山市の市役所などにはこのようなポスターが良く貼られています。
奈良市はシカ、大和郡山市は金魚。何をPRするにしてもこれは絶対に外さない要素です。
大和郡山市の推し要素は「ど真ん中駅」です。大和郡山市に駅を作れば、奈良南部や紀伊半島全体にも経済効果があるよ。奈良市じゃ北の方過ぎない?ということです。
もともとのリニア中央新幹線の計画では「奈良市付近」という決定がありましたが、それを既成事実化したい奈良市側に対抗して大和郡山市も熱心な誘致を展開しています。ちなみに決めるのはJR東海。
大和郡山市の公共交通機関・アクセスを解説【勝手に住みやすさ評価】:まとめ
電車は2路線が南北に走っているだけだが、4つの駅が均等に配置されている。郡山駅周辺がやはり便利で一番人気がある。
西部の山手には電車を使う気が全くない人たちが住んでいる。