引っ越しをする時にどこに住むかという判断要素の一つとして公共交通機関・アクセスという項目があります。
今回は京都府相楽郡精華町の公共交通機関について勝手に住みやすさ評価をしていきたいと思います。
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精華町の公共交通機関・アクセスを解説【勝手に住みやすさ評価】
精華町は南北に走るJR線と近鉄線が並行して走っており、おもにその西側に住宅街が形成されています。主要な駅はJR線と近鉄線の両方を利用できる「祝園」「新祝園」です。(「ほうその」と読みます)
JRは奈良から木津そしてこの祝園へと繋がり、大阪駅まで出ることができます。
近鉄は奈良の大和西大寺、高の原などを経由し「新祝園」から京都駅まで出ることができます。
近鉄新祝園駅→近鉄京都駅 | 31分 | 500円 |
近鉄新祝園駅→近鉄西大寺駅 | 9分 | 260円 |
JR祝園駅→大阪駅 | 58分 | 770円 |
JR祝園駅→奈良駅 | 16分 | 240円 |
奈良市などと同様にやはり大阪や京都に勤めに行く人も多いので大阪・京都へのアクセスは便利なエリアになっています。
精華町は大まかに3つのエリアに分けられる
①精華町の昔からの住宅街
狛田・下狛といった駅周辺のエリアには精華町の昔からの住宅街が広がっています。新祝園周辺は最近開発されたきれいな住宅街になっているので、物件がでてくると結構すぐ売れてしまう人気のエリアになっています。
祝園駅周辺は商業施設や医療施設なども充実しているので、精華町の中心的なエリアと言えます。
2018年3月に山手幹線が開通し京田辺市や八幡市への車の通行がスムーズになりより便利になりました。
②光台・精華台エリア
つぎにけいはんな学研都市として開発された新興住宅地「光台・精華台」があります。このエリアは全体として駅から遠く、山を切り拓いての開発の為、駅からこの住宅街までずっと坂道ということもあり、バス利用や車での移動を前提に考えるべきエリアになっています。
ですが、商業施設や大型の公園もあり子育てには最適ですし、大企業の事務所や研究所などもあり活気のあるエリアになっています。(そのおかげで精華町の税収も安定しているとか)
③桜ヶ丘エリア
このエリアは奈良市や木津川市に近い南部のエリアです。駅としても高の原駅が最寄り駅になるエリアになります。ただ少し駅から遠めになるのでバス利用も必要になります。
高の原駅の駅前にはイオンモール高の原などの大型複合商業施設もあるため便利なエリアと言えます。
ここ木津川市やっけ精華町やっけってよその人に言われがちな場所でもあります。
駅から遠い・バスを使わないといけないエリアは?
不動産を探すときに「駅徒歩10分圏内で・・・」なんて言いますが、田舎の方では結構難しいのが実情です。精華町ではバスも使わないと厳しいエリアはなんといっても「光台」です。
光台エリア・近鉄が延伸するはずだった?
一番駅から遠いところはけいはんな学研都市の西部に位置する「光台」です。最寄りの駅までは徒歩40分ほどかかりさらに駅から帰ってくるときにはずっと上り坂が続くという過酷な環境です。
しかし奈良や京都南部のいわゆる地方都市ではこれくらいは普通ですが、この光台の特殊なところは「開発初期には、近くに新しい駅が作られると聞いて購入した人が多い」という点です。
生駒駅から続く近鉄けいはんな線が、そのまま延伸し、高の原駅と新祝園駅に繋がるという計画で進んでいたのですが、頓挫しそのままの状態となっています。
上の図のように新祝園へつながる線ができていれば、徒歩圏内に最寄り駅ができていたことから今でも精華町や町民は強く要望している計画です
精華町の公共交通機関・アクセスを解説【勝手に住みやすさ評価】:まとめ
高の原駅や新祝園駅などを中心とした住宅街やけいはんな学研都市と呼ばれるエリアなど新しくできた住宅街が多いが、全体としては駅に近いエリアは少なく、車やバス移動を前提に考えたほうがいい場合が多い。