子育て世帯や新婚の方々にとっては「子育て支援のある市町村か」というところも重要な判断要素になると思います。今回は大和郡山市の子育て支援体制について紹介していきたいと思います。
大和郡山市さんは市のHPで子育て支援の情報を発信しています。特別なサイトを立ち上げている市町村もありますが、こういった市のHPで一覧で発信するのもある意味まとまっていてわかりやすいですね。
Table of Contents
大和郡山市の結婚・出産の支援
結婚祝い・出産祝いなど
結婚祝いや出産祝いなどの支援はありません。
妊娠判定受信料補助事業
世帯全員がその年の市民税非課税の世帯のみ対象ですが、妊娠判定に要する診察及び尿検査、必要に応じて超音波検査の費用を上限7000円まで補助してもらえます。
妊婦健康診査費の助成
大和郡山市に住所のある妊婦を対象に妊婦健康診査費が助成されます。マイナンバーカードやそれに代わる本人確認書類をもって「妊娠届け出」をすることにより、「妊婦健康診査補助券」というものがもらえます。
この妊婦健康診査補助券と言われる券を医療機関に渡すことにより、その時期に必要な妊婦検診うけられるというものです。基本版は計14枚(14回分)になっており合計97,500円の検査費用を補助してもらえます。
少なくとも毎月1回(妊娠24週以降には2回以上、さらに妊娠36週以降は毎週1回) 医療機関などで健康診査を受けることが推奨されています。
子育て世代包括支援センター
大和郡山市には子育て世代包括支援センターという相談窓口が設置され、子育て世代の妊娠期から出産までの生活をサポートしてくれる窓口があります。
- 場所 保健センター「さんて郡山」内
大和郡山市本庄町317‐2 - 連絡先 電話:0743‐58‐3333
妊娠期から子育て期の相談にも乗ってくれる窓口で、来所しても電話でも相談可能です。
不妊治療・不育治療の助成
大和郡山市に現在住所を有している夫婦を対象に一般不妊治療と不育治療費用の一部を助成する制度です。助成金額は
- 助成金の額は、1組の夫婦に対して、1年度(4月~翌年3月の間)に5万円まで
- 助成する期間は、一般不妊治療・不育治療合わせて通算5年度まで
となっています。
助成の主要な条件としては
- 妻の年齢が43歳未満で治療を開始したこと
- 夫婦の合計所得が730万円未満であること
治療の内容については
- 医療保険各法に規定する療養の給付が適用となる治療(タイミング法、薬物療法など)
- 医療保険適用外の治療の内、体外受精及び顕微授精を除く一般不妊治療(人工授精など)・不育治療
が挙げられています。詳細はこちらをご参照ください
大和郡山市の子育て支援
乳幼児・子どもの医療費助成
乳幼児やこどもの保険診療の医療費自己負担額を助成する制度。(完全全額助成ではなく、一部負担金はあり)
対象年齢 | 出生・転入の日から中学校卒業まで |
自己負担額 | 【乳幼児】通院・医療機関ごとに1か月500円の一部負担 入院・医療機関ごとに1か月1000円の一部負担(14日未満の入院は500円) 【小中学生】医療機関ごとに1か月1000円の一部負担 入院・医療機関ごとに1か月1000円の一部負担(14日未満の入院は500円) |
対象サービス | 通院・入院 入院の場合は食事療養費の自己負担金あり |
所得制限 | なし |
つまりは同じ病院に月に何度通院しても乳幼児の場合500円の支払で治療を受けられるという制度で、何度も体調を崩してしまうような場合でも金銭的な負担を軽減しようという取り組みです。
大和郡山市の子育て支援に関する口コミ
- 人気のエリアでなければ保育園は比較的まだ入りやすい。30代女性
- 子どもの数が減少してきている。50代男性
- 保育園・幼稚園・小学校が市内にあるので、子育ての環境は最低限は整っています。60代女性